[周遊型]近江ナゾトキ鉄道 まちがいだらけの案内本<復刻版>[近江鉄道(滋賀)]感想:★★★★☆
タイプ:周遊型 / 地域:滋賀
購入可能地点:近江鉄道 米原・彦根・近江八幡・八日市・貴生川
期間:(復刻版)2022.04.08~ / 所要時間(公式):約5~6時間
値段:税込み2,500円(オリジナルデザインの1日乗車券付き)
青春18きっぷを買ったものの2回分余ってしまったので、そうだちょっと遠くの謎解きしよう!と思い立っての近江鉄道。お初。
ストーリーの評判が良かった第一弾がちょうど復刻してたから、そっちにした。
にしても暑ッ!! 大阪よりかはマシかもしんないけど、暑ッ!
近江鉄道は休日ダイアだと1時間に1本くらいしか電車なくて不安になる。けど、割と謎解きにボリュームがあって、ちょうど解けたくらいのタイミングで電車が来るようになってる素晴らしい。
まぁ一回だけギリギリすぎて慌てて走った結果、ペグシル落っことしちゃったんだけどね……。しょんぼり。
前半はオムニバス形式で3つの話が展開する。どれも近江鉄道を舞台にした凄く良い話。
なんだけど。けど。この謎解きのストーリー導入が、手に入れた案内本(ガイドブック)が不完全だから、それを埋めに行こうという始まりで、しかも通りすがりのキツネがそれに懇切丁寧にも付き合ってくれるという展開で謎過ぎる。
誰だよこのキツネ。なんか異様に近江鉄道に詳しいんですけど? 近江鉄道のゆるキャラであるキツネの「駅長がちゃこん」とは別人なんだよね? 親戚か何か?
と脳内に疑問がポコポコ湧いてきて、素直にオムニバス楽しめない。凄い良い話なのに、誰このキツネって疑問が脳に侵食してくる。
まぁ、後半はこの謎のキツネの正体に纏わる話になるんですけどね。それならそれで最初に言って欲しいぞ。不完全な案内本と記憶喪失のキツネの空白を埋める旅なのだと最初に言ってくれれば私もこんなに「誰このキツネ」って悩まなかったと思うの。もっと素直にオムニバス形式の前半を楽しめたと思うの。
そんなわけで星が1つ減ってしまったよ。
謎解き自体はそんなに難しくなく、付属のヒントブックでほぼ事足りる感じ。
一か所だけ「上」の意味が分からなくて、WEB上のヒントまで使っちゃったけど。あれは自分で閃きたかったなー。いやでも、ヒント見てなかったら実際に対象物の上を見に行くアレな人になりかねなかったから、仕方ないか。
謎解きの割にはあんまり歩かない。最後の謎の時だけは歩くけど。
基本、駅の周辺をちょっとぐるりして、後は謎解いて次の駅に向かうって感じ。工作系の謎もほぼない。だいたい謎解き終わった後、10分くらい電車待ってたかな、私は。
のどかな風景を眺めながら、電車を待つのがなんとも贅沢な時間で、時折横を新幹線が疾走していったりもしてたけど、暑くて死にそうになりつつとても楽しかった。私は田園風景が好きである。
復刻版で去年とはダイヤが変わってしまっているからちょっと使いにくいけど、ちゃんと時刻表もつけてくれてるし、同じく付いてくるミニなぞときブックで時間つぶしも出来るしで、全体的に懇切丁寧な作り。ワンマン電車の乗り方・降り方指南もありがたや。
ああでも、一応A4が入る袋なりなんなりを持って行った方がいいかもしれない。なんとでもなるとは思うけど一応。
腱鞘炎拗らせて握力がご臨終気味な私には、一番最後とっても辛かったわ……。
以下、謎解きとは全然関係ない写真。
謎解き第二弾のおちょ駅ラッピング電車もあると聞いてたけど、見かけなかったなー。
この子たちとタヌキのラッピングは複数回見たんだけど。残念。
見かけたと言えば、おちょ駅の方の謎解きしてるっぽい人は複数見かけた。復刻版の第一弾の方は私以外は見かけなかった。
ガイドブックの謎を解き明かした! https://t.co/vtLziEQScM #近江ナゾトキ鉄道 #まちがいだらけのガイドブック #謎解き @ohmi_nazo_rrより
— m 𓇋𓅓𓅱 (@meome_mmm) 2022年8月7日
10時過ぎからスタートしていきなり小一時間の乗換待ちをしつつ、その後はスムーズに展開して15時半には完遂したらしい。
最後の謎(特に大謎って感じでもない)まで現地で解く必要があるタイプ。