meomeの140文字じゃ足りない日記

謎解きゲームの感想とか。安定のぼっち。ネタバレなし(のつもり)。

[周遊型] 京阪電車×リアル謎解きゲーム 京阪電車ナゾ巡り[京阪電車(大阪・京都)]感想:★★★★☆

概要

京阪電車ナゾ巡り2022

タイプ:周遊型 / 地域:大阪、京都
購入可能地点:京阪電車駅事務室
期間:2022.09.01~2023.05.31 / 所要時間(公式):約5時間
値段:税込み2,300円(オリジナルデザインの1日乗車券付き)

 デザインからして京都感みなぎってるのに、割と大阪成分が高くてちょっとガッカリ。特に私は大阪北の端住人なもので。京都のターンはがっつり歩かされるから、バランス取れてると言えば……いや、大阪も結構歩いたぞ。

 と、しょんぼりしてしまったけど、後半に訪れる場所なんかは今までご縁のなかった人には結構印象的で良いかもしんない。ドラマとかのロケに結構使われてるしね。

 個人的には何度も行ってるからもはや感動とかはちょっと。某目印には「こんなのあったんだ!」ってなったけど。

 

 ちなみに、割と序盤でキット落とした。落としたというか置き忘れた。探したけど見つからず。もうここで帰ろうかなとか思ったものの、買い直してまで頑張って良かったよ。

 お天気微妙だったけど、ちょっと降られただけで済んだし、スタート11時な上に途中でめちゃくちゃ京都満喫とかしちゃった割に最後まで施設営業時間内に滑り込めたしさ。

 キット買い直した関係で、未使用の1日乗車券が手元に残ったので、また観光にでも行きたいと思います。

 

 記憶喪失の青年を拾った「私(京子)」は、彼が巻物を手にしていたことから「マキオ」と名付け、マキオの記憶を取り戻すべく彼と一緒に謎解き旅に出ることにする。

 なんて導入からいきなり濃い。見ず知らずそれも和装の男とか普通にアレやろ。しかも私謎解き得意だから!ってノー戸惑いでGOする私、逞しすぎんだろ。

 この私こと阪田京子さんは歴史に詳しく、それはどうやら去年の謎解きで培ったものらしい。だからきっと去年の京阪電車の謎解きとストーリーが繋がってるんだろうけど、去年のプレイしてないから分からん。残念。

 

 謎解き自体は結構サクサク。そんな手間取るような工作謎とかもなく、快調に進む。進むが……電車に乗りながら解くのは結構厳しくないか。

 乗客結構多くて座るの無理だし、電車それなりに揺れるぞ。久しぶりに電車で酔った。乗り換えの指示なんかが謎解きに組み込まれてるのは面白いんだけどさ。

 乗り換えて向かった先はザ・観光地で、めちゃめちゃ満喫した。無駄に休憩して無駄に遠回りして橋渡って川岸歩いた。これでもうちょいお天気良ければなー。

 いやでも天気が良いと人出が増えて大変かも。桜のシーズンとか初夏とか良さげだけどさ。

 

 そして最終目的地について後の最終大謎は、必要な情報さえ確保すればどこでも解けるタイプ。その最後の現地設問の場所にめちゃくちゃ同じ謎解きの人がいて、割と引く。バラけようよ……。

 引きつつ疲れたからカフェでコーヒー飲みつつ、せっかくだから最後の大謎に挑んだ。最後は工作系の謎。マキオの正体とこの謎解き旅の目的が明らかになって大団円。

 なんだけどさぁ。マキオくん、主導権ゼロだったのに良いのか? 頑張ったの京子さんのイメージしかないんだけど。と、モヤる。

 更に大謎で完成するものもまた……ここがあの観光地なら納得感あったかもなのに、割と今日大阪歩いたよなとか思い出した上に、解いたのが雑多な場所だったために「お、おう」な気持ちに。

 つまり、もっと欲しかったよ京都感。大阪成分が多すぎたよ。このオチだったら大阪成分要らんやろすぎて、なんかちょっと報われない気持ちになってしまった。

 あ、でもエピローグのBGMめっちゃ好き。フルサイズで聞きたい。どっかに上がってないのかな。

 

 要らん話としては、EXTRA STAGEの金庫の置き場所は営業時間17時までなので、当日にまとめてやるには割と早く始める必要アリ。

 全くもって間に合わなくて、後日にしました私。

 

 

 以下、どうしても載せたい私の京都満喫記。途中見かけたお店の話なので、謎解きで立ち寄る場所が分かっちゃうかも。

 

太閤堤カレー

 変なメニューを見つけると注文しないといけない気がする。なんだこの謎の義務感。

 そんなわけでお昼に食べたこのカレー、野菜が揚げたてで美味しかった! カレーに浮いてるのは見たまんまの甘くてちょっと歯に引っ付くお菓子(名前知らん)だけど、意外なことにカレーに合う。

 大満足でございました。

ちゃんと解説付き

 なにがどう太閤堤なんだ?との疑問に答えてくれる解説用紙が敷紙として付いてくる。親切。

 ちょうど年始にNHKの再放送で水攻めの話を見たので、なんだか感慨深い。突貫で堤防作られたり破壊されたり、町民としては冗談じゃないすぎる。

ボリューミー!!なわたあめバーム

 これまた注文せざるを得なかった(何なんだその義務感)わたあめバーム。

 わたあめの上から温かい抹茶をかけて頂きます!

抹茶かけるの割と失敗した

 ……わたあめ全部溶けたら悲しいな、とか思ってど真ん中にだけ掛けてしまった結果、なんか変なことになった。

 わたあめの下にはバームクーヘンとソフトクリーム、その他色々が隠されておりました。つまり抹茶は周辺にこそ掛けるべきだったね。

 

 バームクーヘンとソフトクリームだけかぁ、と思いきや想像よりお腹膨れた。食べすぎ。

 餡子と栗も美味しゅうございました。でもやっぱり綿菓子は抹茶と出会う端から溶けてしまって、ちょっと悲しい。

あめ湯がめちゃくちゃ美味しい

 カレーとセットで頼んだ飴湯が、想像を軽く超えてくる美味しさ。実はこのお店、飴屋さんが運営してるそうな。超絶納得な美味しさでございます。

 更に言うと、摺り器と生姜が付いてくるから好みで生姜足せる。生姜好き大歓喜

 ただうん、思いっきり食べすぎたね……。満腹ってレベルじゃねぇ。

 と言いつつ、サービスの飴が美味しかったので、お土産にも買って帰るのであった。

なんか丸い

 食べすぎたから腹ごなしも兼ねて、観光した。ちょこっと雨に降られたりもしたけれど、風情のある地で歩くの楽しい。

 謎解きでも見ることになる像を見て「この背後の川がそうなんだ……」としみじみしたり、橋渡りたいがために大回りして駅まで帰ったりと満喫しました。